上州武尊周辺(群馬) 石尊山(751.6m) 2020年11月15日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:39 登山口−−5:56 八束脛神社−−6:11 石尊山 6:14−−6:24 八束脛神社−−6:37 登山口

場所群馬県利根郡みなかみ町
年月日2020年11月15日 日帰り
天候
山行種類前半:一般登山  後半:籔山
交通手段マイカー
駐車場穴切集落入口の石碑前に駐車
登山道の有無八束脛神社まであり。八束脛神社〜山頂までは無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望南に僅かにあり
GPSトラックログ
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コメント南側の穴切集落から往復。中腹の八束脛神社までほぼ地形図通りに登山道があるが、神社より先は登山道無し。藪は無いので適当に山頂まで登る。山頂の三角点は最高点より低い場所にあり、最高点は祠。Gさん標識あり




集落入口付近に駐車 鳥居を潜る
東から明瞭な道が合流。帰りに直進しないよう注意 石段を上がる
4段ほどある岩屋の最下段 木製階段で2段目へ上がる
2段目には神社あり 八束脛神社
岩屋群が遺跡とのこと。昔の共同墓地 八束脛神社以降は適当に斜面を登る
岩っぽいがあからさまな危険地帯は無い 藪も無い
急斜面は左を巻いた 巻いたピークのてっぺん。ここは山頂ではない
北側に真の山頂あり 石尊山山頂の祠
Gさん標識 樹林の隙間から見た南方向
三角点 三角点は最高点より1〜2m低い位置にある
山頂から見た谷川岳 明るくなると紅葉のピークだった
遺跡群のある岩峰のてっぺん 以前は何か立っていたようだ。岩に刺さった釘あり
岩峰から見た南〜西の展望
岩峰から見た穴切集落 神社へと急斜面を下る
神社の西に出た 石段を下る
分岐は鋭角に折り返す下りへ 登山口近くの鳥居
八束脛三社宮とのこと 登山道まで畑の中の道を下る
登山口の案内看板
登山口 登山口のすぐ右側も登山口だが藪に埋もれている
どんな人物だろう? 駐車箇所到着


・石尊山は全国にたくさんあるが、旧月夜野の石尊山もそんな山の一つ。南側の中腹に神社マークがあり、そこまで破線が書かれているのはおそらく本当に参道があるのであろう。神社から山頂までは破線は無いが、大した距離は無いので道が無くても問題なく登れるだろう。ただし、不気味な崖マークがいくつもあるので岩っぽい山なのは確か。岩の危険地帯だけ注意すればいいだろう。

・この日の朝は冷え込んで明け方で-3℃。フロントガラスに付着した水滴はカチカチに凍り付いていた。氷を落として車を走らせまだ暗い穴切集落へ到着。破線の起点となる場所には「八束脛洞窟遺跡」の案内標識と簡単なルート図が看板に出ていた。それによると遺跡(八束脛神社)から山頂まで破線が書かれていて踏跡程度はありそうだ。無くてもこの地域でこの標高なら藪の心配はない。

・登山口付近には駐車余地が無く、少し戻って集落の外れにある石碑の前に駐車。まだ真っ暗なのでライトを点灯して歩き始める。今回は足元も冬装備として防寒長靴に防寒用の靴下を併用してみた。結果的にはなかなか快適で、厚い靴下のおかげで長靴の中で足が動くことがなく、通常より歩きやすく下りで爪を傷めにくいと思う。

・畑の中の農道のような広い道を上がって畑が終わる地点、つまり集落の終わりで立派な鳥居が登場。八束脛三社宮だそうだ。この先は溝のように掘れた参道が延びている。これなら神社まで道の心配はなさそうだ。

・最初は斜面を緩やかに登り、やがて急な斜面をジグザグに上がっていく。ジグザグ区間になると落ち葉の影響もあってやや道が薄くなるが、ライトの光だけでも登山道を外す心配はない程度だった。

・標高600m付近で右から巻くような道に合流。帰りはここを直進しないよう注意が必要だ。これは登山口の案内図で出ていた東からの参道に違いない。

・合流点の頭上には既に大きな岩壁が見えていた。これが八束脛洞窟遺跡らしい。岩壁の中腹にある岩屋に八束脛神社があり、岩屋は棚状に数段あるが(案内板によると4段)最下段と2段目は通行可能。2段目に神社があった。ここは昔の共同墓地だったとのこと。

・既に周囲は明るくなってライトは不要になったが、八束脛神社より先は明瞭な道は見当たらないし案内標識も無いので適当に登る。神社右手は絶壁で回り込めないので必然的に左側でルートを探すことになる。少し岩っぽくて傾斜はきついが、落葉樹林の斜面が広がるので普通に登れそうだ。微かな獣道らしき筋を利用してジグザグに登っていく。落ち葉で足元が滑りやすいので要注意。

・小尾根に這い上がってからはその尾根を登っていく。若干の岩はあるが大きな障害にはならず、小ピークへの急な登りは左を回り込んで迂回。相変わらず何となくあるような無いような筋が見受けられるが、藪は皆無のでどこでも自由に歩ける植生なので各自歩きやすいルートを登ればいい。

・巻いた最初の岩の小ピークが山頂かと思ったが、樹林越しのさらに奥に顕著なピークが見えた。あれが本物の山頂だろう。落葉した樹林越しに昨日登った高倉山などが見えていて、今日は谷川岳の雪雲が取れてもすっきりと姿を見せていた。ただし樹木の枝が邪魔で写真写りは全然ダメだったが。

・最後に僅かに登った小さなピークが石尊山山頂だった。石の祠があり近くの木にはGさん標識がかかっていた。そこには「月夜野石尊山」と書かれていた。石尊山はあちこちにあるので区別するのはいい名前だと思う。三角点があるはずと周囲を探すと2mくらい低い位置にあった。よって本当の山頂の標高は地形図記載の値より高いのは明らかだ。

・山頂での気温はほぼ0℃。やっと日の出の時刻だが周囲の山の方が高いので日の出は遅くなる。

・帰りはほぼ往路を戻る。ただし、帰りは八束脛神社の岩峰のてっぺんに立ち寄ってみた。てっぺんには今は何もないが何かを固定していた釘が残されており、建物ではないだろうが塔とか像とかがあったのだろうと思われた。ここは南〜西側の展望が良く、赤城山から西上州の山々が見えていた。

・その後は往路のルートに戻って登山口に降りた。

 

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